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イタリアンな南アフリカワインの会 [ワイン&チーズ]

先週の木曜日、のりりん様にお誘いいただき、「イタリアンな南アフリカワインの会」なる超マニアックなワイン会に参加させていただきました!

場所はミッドランドのエノテカ・ムーロさん。
のりりんの「顔」で持ち込みさせてもらったそうです。
さすが!

のりりんは出張で南アに行くことが多く、南アワインにとっても詳しい。
そしてその度にいろいろ仕入れて来てくれるのです。

今回は総勢10本の内、8本が南アワインで、2本がイタリアワインというラインナップでした。

①GRAHAM BECK BRUT N.V.(南ア、スパークリングワイン)
  シャルドネ58%、ピノ・ノワール42%
  ロバートソン地区で造られるシャンパーニュスタイルの泡。
  100%自社畑で収穫は全て手摘み。
  冷涼な気候から生まれる生き生きとした酸がありながら、泡立ちはやさしい。

②Trentino Chardonnay '08 BOLLINI(イタリア、白ワイン)
  トレンティーノで造られるシャルドネ種のワイン。
  40%アリエ産小樽、60%ステンレス使用
  すっきりと端整な香りとキレのよい酸が印象的。

③JORDAN Chardonnay '07(南ア、白ワイン)
  ②と飲み比べ。こちらは樽の香りがどっしり、リッチで芳醇な味わい。
  甘味もたっぷりで太陽の恵みを感じる1本。
  '06はIWSCシャルドネ部門第1位受賞だそう。

④CAPAIA “BLUE GROVE HILL”Sauvignon Blanc '08(南ア、白ワイン)
  ワイン商をしていたフォン・エッセン夫妻がオルネライアの元オーナー、
  ロドヴィゴ・アンティノリ氏の協力を得て1997年に設立。
  ソーヴィニヨン・ブランの特徴がよく表現されており、バランスも素晴しい。

⑤Goats Do Roam “The Goastfather”'06(南ア、赤ワイン)
  バルベーラ、ムールヴェードル、サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、
  プリミティーヴォ、ネッビオーロ
  なんだか品種がごちゃ混ぜで、全員で突っ込みまくった1本。
  南アで最も歴史のあるフェアヴュー・ワイナリー。その特徴は「ローヌスタイル」。
  名前が面白く、南アで最も早く山羊チーズの生産者であったことから、
  ワイン名に山羊Goatsが歩き回る姿Roamと、コート・デュ・ローヌをもじったネーミング。
  サブネームも「ゴットファーザー」をもじってますよね?(笑)
  ごちゃまぜ品種ならでは。いろんな香りが飛び出す!

⑥DA CAPO Vineyards “IDIOM”Sangiovese '04(南ア、赤ワイン)
  南アのサンジョヴェーゼ。面白い。
  イタリア人のソムリエに「イタリアワインのようだ」と言わせたそう。

⑦BOUCHARD FINLAYSON “HANNIBAL”'05(南ア、赤ワイン)
  サンジョヴェーゼ、ピノ・ノワール、ネッビオーロ、バルベーラ、シラー
  ブルゴーニュのブシャール・エイネと南アの醸造家ピーター・フィンレーソン氏とのジョイントベンチャーとして1989年にスタート。ハーマナス地区というケープで最も冷涼な地域で作られる。
  しかし、こちらもごちゃまぜ品種で突っ込みの嵐。
  熟成感があり、甘い果実香がたっぷり。

⑧DALLA CIA “Special Selection”'03(南ア、赤ワイン)
  カベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドー・ブレンド
  イタリア系一家の家族経営らしい。少量生産のグラッパ(最後にいただいた)も造っているそう。このボルドータイプ、なかなか面白く、ニューワールドの他のどこの国のボルドータイプのワインとも違う風味。やはり、南アは「草の香り」なんですね。

⑨CAPAIA “BLUE GROVE HILL”Merlot/Cavernet Sauvignon '06(南ア、赤ワイン)
  メルロ57%、カベルネ・ソーヴィニヨン39%、カベルネ・フラン4%
  こちらもボルドーブレンド。やっぱりオルネライアが絡んでいるだけあります。
  重厚なタイプだけど、南アのワインは総じてタンニンが滑らかですね。

⑩Le Volte '06(イタリア、赤ワイン)
  サンジョヴェーゼ50%、メルロ30%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%
  Sさんからのご提供。オルネライアが造るイタリア&ボルドー品種ブレンド。
  安定感を感じます。

⑪DALLA CIA GRAPPA “G”Premium
  例のグラッパまで〆にいただいてしまいました。
  カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロのグラッパ。面白い!

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いやー、10人で10本+α、しっかり飲みました。
飲める人ばっかりでしたね。そういえば。


お料理は

アミューズ:イチジクと生ハム、オリーブオイルと
冷前菜盛り合わせ:甘えびとデコポン、ホタルイカのカラスミ和え、
         ローストビーフバルサミコソース、いわしのマリネ
         スモークサーモンとアボカドディップ
温前菜:ホワイトアスパラ、ペコリーノチーズと
パスタ:牛すじ肉とゴボウのラグーのタリアテッレ
メイン:子羊のロースト
チーズ
デザート
カフェ


お料理も美味しかったし、ワインとの相性も非常に良かった。
シェフがワインを見て考えて出してくれてると思います。
しかし、いろいろオマケしてもらったりもあり、
さすがのりりん、楽しいワイン会をありがとうございました♪
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