2009年 フランス旅行記 vol.5

昨日もかねてから行きたかった「セルヴァッジョ」さんに行ってきました♪
お料理も美味しく、サービスも丁寧でとっても好印象。
しかも、お値打ちでびっくり！
ただ、室内に音を吸収するものがほとんどなく、
人の会話や動く音が部屋の中に反響しまくって、
同席の人との会話もお店の方の声も聞き取りづらく、一苦労。
ちょっと疲れちゃいますね。
もうちょっと布系のものを配置してみると、違うと思うんだけどなー。



2009年9月3日　Pingaピーニャ → Cargeseカルジェーズ

8:30 出発。ホテルの横に車をとめたけど、砂地で坂で狭くて、転換して出すのに一苦労｡｡｡
狭ーい石畳の急勾配の坂を車で抜けなくてはならず、冷や汗。
いやー、よく運転できるもんですよ。COくん。

この日は世界遺産のスカンドーラを海から見るために、船の乗船時間に合わせてひたすら走る。しかもそのスカンドーラを通って。

まずはCalvi カルヴィに到着。
やっぱりどうしてもブドウ畑が見たい！と、ワインアトラス上でブドウ畑がありそうなところをウロウロしてみたりしたのだが、コルシカって、ブドウ畑になかなか会えない｡｡｡
他の産地だったら走ればブドウ畑がどこにでも、という感じなので、その違いを実感。
やっぱり主要産地ではないんだな。

さて、北の海岸沿いはどうも一大リゾート地らしく、
たくさんの人、ヨット、船、などなど。

そしてコルシカは城砦だらけ。Calviは島の北西位置し、かなり大きな城砦があり、海の交通の要所でもあるようで大きな港も。


城砦の上から


城砦を少し見学し、パンを購入し、かじりながら、いざ、コルシカ西海岸沿い世界遺産スカンドーラへ。

それはもう、断崖絶壁を走るようなもの。
車一台分の幅もない車線。
ガードレールがあるはずもなく、眼下は海｡｡｡
それはもう、とんでもない所を走っしまった！
はっきり言って、普通の日本人がレンタカーで運転するところではない｡｡｡
しかし！その美しい景色といったら！
この世にこんなにきれいなところがあったんだ！というくらい。




こーんな道･･･





入り組んだ地形に入り江があり、まさにコルシカは「山と海」の島。
たまに赤い岩が突然あらわれ、青と赤のコントラストが美しい！

で、こんな道を走っていると放し飼い？の動物が道路に･･･


子牛っ？


山羊っ？

コルシカって、羊だらけだと思って来たんだけど、牛の方が出会う確立高かった｡｡｡
たまたまだと思うんだけど。


Portoポルトの町に11:30に到着。この日の目標は船に乗る！なので、長居はせず、手短に出発。

そして、このPortoの街近辺からなぜか急に車や人が多くなる。
ここまでは数台の車しか見なかったのに、突然。
Portoから南に向かって走っていたが、対向車線を超大型バスがやってくる。
すっごい狭い道でしかもグネグネなのに、バスは突然目の前に現れる。
そりゃもうびっくりするったらっっっ！
バックしたり、されたりでなんとか離合。

なんで？？と思っていたら、その先にすごい光景が広がった！
赤い岩の街　Pianaピアーナ！
たくさんの観光客が歩いていて、車もすごい。
で、とにかくすごーい！と見ながら狭い道を必死に通り過ぎ、
写真を撮る余裕がなく･･･

こんな感じ　Piana

それはもう圧巻！
しかし、こんな辺鄙なところに、こんなに人が。


そして、スカンドーラを見る船が出ている街、Cargeseに12:45に到着。
まずは、船の予約センターに。
アジャクシオでサンドリーヌに電話で予約をしてもらっていた。
そのとき、私もよく理解できず、何回もサンドリーヌに聞きなおした。
船の時間がどうのこうの、電話がどうのこうの、と。
で、とにかく行けばいいと理解していたが、到着したら、予約センターが閉まっていた。
一瞬冷えた。
で、その近くのOffice de Tourisme（観光案内所）に行き、調べてもらった。

私たちが予約した船は15時発。
どうも、11時までに予約センターに行って、チケットを購入しなくてはならなかったらしい。
11時までにいけない場合は電話をしなくてはならなかったとか。
そこのところがサンドリーヌとのやりとりでよくわからず、結局、11時までに行けなかった私たちは自動的にキャンセルされていたのだ。

観光案内所のお姉さんにお願いして、あちこち聞いてもらったり、翌日の予約状況を調べてもらったりとしたが、結局どれも満席でダメ。
15時に船が出るところにいって、空きがあったら乗れるかもしれない、というかすかな望みだけ･･･

あー、この船に乗るために半日かけて断崖絶壁を走ってきたのに･･･
私のフランス語能力が足りないばかりに･･･
と、もう半泣き状態。

お腹も空いているし、船が到着するまで何か食べよう、と港のレストランへ。




ガレット♪


そして、船がやってきた。
結局のところ、満席で乗れなかった。
しょうがないのでのんびりするかー、ということになった。
しかし、凹んだ｡｡｡

でも後から考えたら、帽子もない、水もない、サングラスもないというあの状況で3時間も炎天下で船に乗っていたら日射病になってたかも。
とにかく船に乗りたくて、準備もままならない状態だったから。

というくらい、コルシカの日差しは強かった！
もう、午後14時から16時は何にもしたくなくなるくらい、暑い。
昨年(2009)は特別猛暑だったのもあるだろうけど、地中海の日差しをなめていた。

ちなみに、Tシャツにジーンズなんて格好してるのは私たちくらいで、
大抵はキャミソールに短パン、ビーサン＆サングラス。
こんど南の方に行くときは気をつけなくては。


この船に乗れなかった騒動、アジャクシオに戻ってサンドリーヌに言ったら「ふーん、そうだったの」くらいのリアクションで、サンドリーヌもわかってなかったんじゃぁ｡｡｡という疑惑が残ったけど｡｡｡


そして、ひとまずホテルに向かうことにしたのであった。



つづく